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金の燭台と二本のオリーブの木(第五の幻)
1それから、話していた御使いが、私が眠っていたかのように私を呼び起こしました。
2「今、何が見えるか。」「七つのともしび皿がついた金の燭台です。てっぺんにオリーブ油をためる所があり、七本の管を通ってそれぞれの皿に油が流れ込みます。
3また、燭台の油タンクの両側に、オリーブの木が一本ずつ彫りつけてあるのが見えます。
4何でしょう。意味がわかりません。」
5「ほんとうに知らないのか。」「はい。知りません。」
6「これは、ゼルバベルへの神のことばだ。『権力によるのでも、能力によるのでもなく、わたしの霊によって』と全能の主が言われる。あなたがたは少数で、弱いが、わたしの霊のゆえにやり遂げることができる。
7だから、どんなに高い山が立ちはだかってもゼルバベルには何でもない。そして彼は、神のあわれみに大声で感謝しながらこの神殿を建て上げ、すべてが恵みによってのみ行われたと言うようになる。」
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